今回は、
2011年12月30日(金)キラ☆キラ
オープニングトークを起こしたいと思います。
音声はこちらから
秋沢淳子アナ(以下、秋沢)
よろしくお願いします。
水道橋博士(以下、博士)
秋沢さんとははじめましてなんですよね?
秋沢
そうなんです。
博士
でも秋沢さんはTBSアナウンサーの中では割と古株って言ったら失礼ですか?
秋沢
古いですよね(笑)
私なんか上から3番目なんですよ。
女子に限りますけど、吉川さん、長峰さん、私なんですよね。
あと全員下ですね・・。
博士
そうですよね?
だから小島さんよりだいぶ・・。
だいぶっていうのは失礼ですね・・。
秋沢
だいぶって・・上です!
そうなんです、TBSに入社したのも1991年なので、
勤続20年で。
博士
なんか表彰とかあるんですか?
秋沢
表彰は今年(2011年)、大震災とかありましたんで何もなく。
「おめでとう20年、ありがとう20年」と言われまして、
紙をポンっと渡されまして、「勤続20年」っていう紙を感謝状みたいなのを
渡されて終わったんですけども・・。
博士
でも色んなところでね、色んな賞を受賞しているっていうのを読みましたよ。
すっごいですよね!なんか勲章もらってんでしょ?
誰か紫綬褒章もらったって。紫綬褒章は貰わないでしょ!
秋沢
貰ってない、貰ってない(笑)
東久邇宮文化褒章っていうのを頂いたんですけど。
博士
じゃあ皇室の方から?
秋沢
・・ですね。
博士
なんか赤坂の街を毎日大掃除しているっていう・・。
秋沢
あ!これが毎日じゃないんですが。
毎月第2・第4火曜日の朝に赤坂で働いている人たちとか
赤坂に住んでいる皆さんとゴミ拾いしています。
博士
そういうことをやってるんですよ!!
偉いじゃないですか!
秋沢
ボランティアを、一応。
なんか社会福祉活動が私の人生のミッションみたいな感じになっててですね。
色んな事をボランティアでやるのが好きです。
博士
赤坂で朝方カラスが荒したところを。
秋沢
「こら!カラス!」とか言いながら(笑)
博士
言いながらゴミを拾って歩いてるんですね。
秋沢
でもゴミ拾うのってすごく面白くて、
本当はゴミ拾いなんか世の中から無くなっちゃえばいいんですけど、
それだけ街が綺麗なら良いんですが・・。
ゴミを拾っていると世相が見えるんですよね。
博士
おお、村崎百郎みたいな事言ってますね。
秋沢
例えば、イベントごとがある。
忘年会シーズンまさに今週っていうか前の火曜日ゴミを拾ったんですけど、
タバコの吸い殻が待ち合わせスポットだろうな?と
思われるところにどっさり落ちてるんですよ。
それとか不景気になると吸い殻も短くなってくるんですね。
結構ねみんなボーナス貰ったばっかで結構お金持ってるぞ!って時の
吸い殻は長めだったりするんですよ。
博士
そこまでプロファイリングするんですか?
中も見てこう・・。
秋沢
全部分別してゴミを綺麗に、吸い殻なら吸い殻で別途拾ってますし、
燃やすゴミと燃やさないゴミとペットボトルだのなんだのと。
だからものすごいへんてこりんなゴミとかも落ちてたりとかして。
ゴミを捨てた人のその時の心情とかが分かったりするようなものもあるんですよ。
こんなの言って良いのかな?
博士
言って良いんですよ。
秋沢
パンツとかが落ちてたりすることもあったんですが、
汚物がついてたりして・・。
「ああ、この人お腹が痛くなっちゃったんだな・・。」みたいな。
ちょっとビルとビルの隙間にね落ちたりして、
これ脱いだってことは、ここで着替えたのか!みたいな。
どうしても付いたまま帰るのは嫌だったんだろうな・・みたいなね。
博士
今年1年で俺ノーパンで帰った事3回くらいありますよ。
秋沢
え、本当ですか?
それはどういうシチュエーションで脱いじゃうんですか?
博士
え、あの・・。
まぁ実が出たみたいな。
秋沢
プッ(笑)
そのノーパンっていうのはパンツはノーだけど、
ズボンは穿いてる感じ?
博士
そりゃだって、ジーンズさえ穿いてりゃなんとかなるでしょ?
秋沢
そうですよね?捕まっちゃいますよね。
博士
それはもう40代超えたサラリーマンが赤坂で働いてますから、何人もいますから。
でもそのパンツの処理をしてるから勲章を貰ったわけじゃないでしょ?
いっぱいやってるんですよね?
秋沢
では無いと思うんですけどね(笑)
私は個人的にNGOをやっておりまして、
これ「SPUTNIK international」という団体なんですが、
スリランカとガーナで子供達の教育支援をしてるんですね。
博士
スリランカって言ったら、セイロンでしょ?
秋沢
そうです、そうです。セイロンです。
紅茶と宝石の国なんですけど、ええ。
で、クルネーガラという町で孤児院を。
博士
そこへ行くんですか?
秋沢
ええ行きます、行きます。
内戦中から行ってやってましたけど、
日本人が日本の団体として支援してますので、
日本語を教えたり、後は教育支援ですので、
お金が無くて文房具が買えないよ!とかそういう子達に文房具を渡したりとか。
あと図書館やってるんですよ!なので日本で例えば色んなシチュエーションで
ファンドレイジング(寄付・助成)をして
そのお金で現地の言葉の本を買って、図書館に入れたり。
後は日本の紹介ということで日本の印刷技術ってすごいじゃないですか?
だから図鑑とか写真集とかそういった日本語で書かれたものも全部揃えて、
子供達に見てもらって心の世界を拡げて貰うって言うようなことをしたり。
2007年から孤児院もやってまして、
「ガールズホーム」って女の子を育ててます。今18人かな?いるんですけど。
博士
もう日本のゾマホンですね。
言ってる意味がよくわかんないですけど(笑)
秋沢
ハハハ・・ありがとうございます(笑)
ゾマホンさんもね、一生懸命活動されてますよね。
博士
ベナン大使になったんですよ。
ゾマホンって「2代目そのまんま東」だったんですよ。
東さんが辞めて、「2代目そのまんま東」を襲名して、
それで今度大使になったでしょ?
今渡3代目になったらまた政治家が生まれるんじゃないか?って
今、たけし軍団の中で「3代目そのまんま東は誰がなるか?」って
注目されてるんですね。
秋沢
誰かノミネートされてる方とかいるんですか?
博士
俺がちょっと頂こうかな?っていう話で(笑)
秋沢
おっ!良いですねー。
ということは政治家も目指してるってこと?
博士
目指してない(笑)
それがまたデマになっていきますから、本当に。
でもあれでしょ?外務省から「人間力大賞」?
秋沢
あ、それね日本青年会議所。
よくなんか調べられましたね?色々何だか知らないけれど(笑)
博士
いやすごい秋沢さん
「何という立派な方なんだ!」っていうような・・。
秋沢
そんなことないですよ!
過去が悪かっただけにちょっと立派な人間に一歩でも近づき・・。
世の中に恩返してる・・。
博士
更正してるんですね?
秋沢
そういうことだと思って頂ければいいかな?と思います。
博士
何ですか「人間力大賞」って?
秋沢
それはあの40歳までの若者に対して、
こう世の中のために頑張ってる人たちに表彰しようじゃないか!と
日本青年会議所の皆さんが全国津々浦々にあるじゃないですか?青年会議所って。
でそのそれぞれが活動している地域の頑張ってる若者をノミネートして
みんなで審査して「この人表彰しよう!」っていう事を毎年やっていて。
ほら何て言うんですか・・だいたい表彰する人って年を取ってから、
「偉かったね、あなた」って表彰されることが多いんですけど。
若いうちに表彰して更に頑張って貰おうじゃないか!っていうコンセプトなんですよね。
それで若者の国民栄誉賞を目指そう!ということで
始まったのが「人間力大賞」だって聞いてます。
博士
若者の国民栄誉賞を受賞してるんですか!
すごいなー!
秋沢
なんか知らないけど、頂いちゃったんですけど・・。
はいそれもやっぱりスリランカやガーナでのボランティア活動をやってて
「えらいね!これからも頑張れよ!」という・・。
博士
なんでスリランカとガーナだったんですか?世界中で。
秋沢
あのやっぱりそのこうボランティア活動かそういった支援活動って
現地の人にとってみると経済格差がかなりあるので、
海外からお金が降ってくるおいしい活動だって
暗躍する悪い人たちもたくさんいるんですね。
だから活動する上で心から信頼のおける同じ目的を持った同士が必要で、
その国に住んでいる同志がいる国で活動していこうって考えていたところ、
スリランカとガーナに同志がいたと。
博士
ほう、知り合いがいたんですか?
秋沢
っていうことですね。
私高校時代にAFSという高校生の異文化体験留学というのをやっている・・。
博士
ニュージーランド行ったんですよね?
秋沢
そうです、ニュージーランド行ったんですが。
あのそこでスリランカのAFS生として、ニュージーランドに留学に来ていた
今一緒に活動をやっているエシャンタ・アーリアダーサという人間と出会って、
だから高校時代からもうそのいろいろ話をしたり、
ことあるごとにボランティアについて語ったりしてきた仲間なので、
「奴は裏切らないだろう!」と日本からお金を入れてもね。
それでスリランカでまず始まったんですね。
博士
ガーナもまた遠いですしね。
まぁ人の繋がりでそうなっていったんすか?
秋沢
そうですやっぱり一緒に活動する人間がやっぱりとっても大切で、
日本から例えばじゃあ何か「孤児院建てましょう!」と言ってお金を渡しても、
その渡した先の人がもし悪者だったら孤児院出来ないし、
日本の多くの方々の善意も無にされちゃうし、ダメじゃないですか?
だから、確実に命賭けて活動してくれる仲間がいるところじゃないと、
なかなか活動って進んで行かない。
特に私は常駐しているわけではないので、スリランカに。
やっぱり志を同じくする人がいてくれないとなかなか活動ってやっていけないと。
いうことで大掃除とだいぶ話が違って大丈夫ですか?
博士
いや、大丈夫ですよ。
秋沢
一応スリランカでも大掃除をしまして。
スリランカはネズミとの戦いで。
奴らはかじるんです、本を。
だから日本から送った大事な写真集とかかじりやがってですね
困ってるんですけど(笑)
博士
それを何やるんですか?
秋沢
猫飼うんですよ!
博士
あ!猫で!
秋沢
猫で撃退!今うちの施設には「はっさく君」という猫ちゃんと
「さだきち君」という猫がいるんですけど。
ねずみ取り用の猫です。
スリランカって面白いんですよ。
庭はですね、草むしり用の牛がいるんですよ。
博士
じゃあ全部動物がやるんですね?
秋沢
動物がやるんですよ、素敵だと思いませんか?
博士
いやいやいや・・。
それはじゃあ大掃除用の牛がいるっていうことですよね?
日本で言えば家にルンバがあるようなもんですよね?
秋沢
そうですよね(笑)
ルンバ電気食いますが、牛さんは草むしってくれますんでいいですね。
うんちは肥料になりますし、はい。
博士
いやでも、本当に真っ当なことをされてますよね?
殿なんかベナン大使に決まった途端、ゾマホンに
「大使館の中にカジノ作れ」って言ってましたよ。
そういう奴がいるから気をつけてやんないと・・。
秋沢
でもね、本当に世の中には一生懸命人生賭けて
人のために生きてる人って本当に多くて。
それは今回の震災とかでも皆さん全国の方たちが
感じて下さったことなんじゃないかな?と思いますし。
幸い私は日々の暮らしに困らない生活をしてるので、
まぁ自分の空いている時間はそうやって人のために役立てればいいかな?と思う。
博士
それだけじゃなくてマラソンはやってるしね。
旦那さんはマラソンの本を書いて、僕もマレーシアでコーチして頂いて一緒に。
秋沢
とんでもございません!
逆に先生をして頂いたと主人は申しておりましたが、本当に。
水道橋博士には、私来年ちょっと体を作り直そうかな?と思っているので、
加圧トレーニングの仕方とか是非ご教授頂きたいなぁと思ってるんですけど。
博士
僕は、一向に何もやらなくなってるんですよ(笑)
自堕落な日々が続いてるんで・・。
秋沢
そうなんですか?
でもなんか肉体ってほらやっぱ40過ぎると・・。
博士
よく言いますよ!!
4時間ですよ!4時間17秒でしたっけ?
秋沢
そうです!ベストタイムは。
トイレ行っちゃったんですよ。
博士
その分で、17秒惜しいですね。
秋沢
「垂れ流して走って来い!」って旦那には言われたんですけど。
それもねーー、女子アナ垂れ流してゴールどうなの?っていう(笑)
博士
旦那さんスパルタですもんね。
一緒にまた船に乗って、操舵するんですよね?
秋沢
しますね、安全な海域でですけど。
もちろん私、1級船舶持ってるので・・。
ちゃんとライセンスは持ってるので操船は出来るのですが。
博士
すごいでしょ!
僕もそれ誘われたんですけど、ものすごい厳しいって言われて・・。
秋沢
でもヨットよりはボート、エンジン付いてますのでまだ楽チンですね。
ヨットの方が体育会ですね。ボートは同好会みたいな・・。
博士
なんか上下関係、怒鳴り散らしながらやるんでしょ?
秋沢
やっぱ海の上って命かかってるんで、
誰かがちょっとミスすると死人が出ますでしょ?
それとロープを捌くのも船って何トンもありますので、
ぼーっとしている指持ってかれちゃったりするんですよ。
だからやっぱりね、厳しくしてないとダメなんですよね。
特にクルーに対しては厳しいです。
お客様に対しては楽しく、お客様というよりかゲストですよね?
博士がいらっしゃったら、大歓待させて頂いて・・。
博士
クルーザー気分で、ヒュー・ヘフナーの様な気持ちでね。
秋沢
いやいや、そんな大したもんじゃ無いんですけどね(笑)
博士
そんなに女性、プレイガールはいないんですね?
秋沢
全然、そういう世界かな?って私も思ったんですが、
全然そんなオシャレな感じじゃなくてもっと体育会なイメージですね。
アウトドアですね。
博士
アウトドアの方が今日はインドアで2時間お送りすると。
そういうことですね。
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