今回は、2012年11月28日放送「赤江珠緒 たまむすび」
「ピークを探せ!」おでん編を起こしたいと思います。
音声は配信期限が過ぎたため、ありません。
博多大吉(以下、大吉)
ここでスペシャルゲストと電話が繋がっております。
赤江珠緒(以下、赤江)
おでんの専門家の方がいらっしゃるんですね。
大吉
もう専門家の方でございます、もしもし?
こんにちは。
上島竜平(以下、上島)
イヤーッ!ダチョウ倶楽部の上島です。
大吉
どうも!上島竜平さんでございます!!
どうも「赤江珠緒 たまむすび」でございます。
赤江
ありがとうございます!はじめまして赤江珠緒と申します。
えーっ!そちらの専門家ですか!
上島
いやもう、おでんと言ったら僕たちでね。
これからまた年末になってね、どんどんまた引っ張りだこだと思うんですけど。
1年間の前半は熱湯風呂で、後半はおでんで稼いでますんで、ええ。
大吉
えっ?ダチョウ倶楽部さんは1年間
前半は熱湯風呂、後半はおでんで?
上島
で、おでんと熱湯風呂、料金によっては両方やらして頂く
場合もございますけど。
赤江
その辺は料金次第ということで(笑)
大吉
なるほどね。
そもそも、おでんのダチョウさんの一連のやつ
あのおでんネタと呼ばしてもらってても大丈夫ですかね?
上島
ええ、もう全然大丈夫でございます。
大吉
これどれくらい前からやられてるんですかね?
上島
そうですね、この時期からやり始めたっていう
はっきりしたものは無いんですけどね。
まぁだいだい14,5年前くらいからやってますね。
赤江
ああ、もう老舗!老舗!
大吉
ただ、ダチョウさんの前はどうしても
鶴太郎さんがおでんというイメージなんですけど。
上島
あのもううちの事務所の大先輩。
稼ぎ頭の鶴太郎さんが最初、ひょうきん族かなんかで
たけしさんと一緒にやったのが最初だと思うんですけども。
大吉
では同じ事務所ということで、
鶴太郎さんからダチョウさんに引き継がれたという・・。
上島
っていうかね、鶴さんから「引き継いでくれ」と言われたわけでは無いんだけど
勝手に僕らがパクってっていうんですかね?
大吉
いえいえいえ!!おでんはみんなのものですよね?
赤江
そうですよね、スムーズに技を継承されたということでね(笑)
上島
鶴さんのは結構リアルっぽかったんですよね。
僕らはそれを3人グループなんでちょっとネタにしたかな?
というような感じもありますけどね。
赤江
流派がちょっと違うというね。
大吉
ちょっと今、「リアルっぽかたった」という言葉に
引っ掛かりを覚えましたけども。
えっ?鶴太郎さんはリアル?
上島
おでんは本当に熱いんですよ!
熱いけどそのチームワークというかね・・
パターンがね、Aパターン・Bパターン・Cパターンとありましてね・・
大吉
いろいろね、それは見てのお楽しみにパターンがありますね。
あれですか?テレビ以外でもやられることってあるんですか?
例えば、学園祭とか営業とか・・。
上島
テレビ以外でね、本当に用意してないでイベントとか行った時に
最後に「おでんコール」がかかったりね。
それで急遽用意してもらったり、そういうことがありますよね。
そういう時に一番怖いのが「温度の調節」で急遽用意したから。
大吉
「温度の調節」と申しますと?
上島
あ、「温度の調節」というかね・・
土鍋でグツグツ・・土鍋っていうのはね、
下のコンロの火を消してもね、鍋に熱を持ってるから
なかなかグツグツがね引かないんですよ!
大吉
取れないんですよね?いつまでも熱いですもんね!
上島
そうなんですよ!
だから、やたらそれを用意されたりね、する時もありますから。
そこら辺はやっぱり人間ですんでね、
本当に火傷しちゃったんだシャレにならないわけで。
そこら辺がテクニックですかね?
大吉
その辺の温度の加減というはプロでしか出来ない技ですもんね?もちろん!
上島
そうですね、一応うちのマネージャーがいつも担当してるんですけどね。
大吉
えっ!ダチョウさんのおでんはマネージャーさんが担当してるんですか?
上島
ええ、マネージャーがちゃんと「おでんレシピ」というのをちゃんと作りまして。
やる時には必ずそれをちゃんとFAXで送らせてもらう事にして。
大吉
ハハハハハ(笑)
ああ、そういうシステムなんですね!
上島
そうです、マネージャー以外はもうとにかく本番が終わるまでは手をつけないと。
そのおでんにスタッフは、そういう事になってますけどね。
かと言って、どういう仕掛けがあるとは限らないですよ!
本当に熱いんですけど、微妙な調節ね!あと、具の置き方ね!これがね!!
大吉
あ、「具の置き方」があるんですか!!
上島
あるんですよ!
やっぱり下の方っていうのは汁が染みこんでますからね。
で、上の方はちょっとさっぱりした感じのやつが乗ってるんで。
大吉
あ、そういうレシピが!!
上島
そういうテクニックもあるんです!
でも熱いんですよ!ものすごい沸騰してますからね。
大吉
疑ってはないです!!
火傷するギリギリのところで止められてるということですよね?
赤江
その塩梅を探るというのがねぇ、なるほど。
上島
そういう事なんですよ!
それがね、やっぱりちょっと申し分けないですけど、
自分から言わせてもらえれば「プロフェッショナル」というかね・・
「仕事の流儀」というんでしょうかね?
スガシカオさんのBGMが流れても、大丈夫じゃないんですかね?
大吉
もっともっと深く掘り下げたいですけど。
あのー、やりやすいおでん種なんてものはありますかね?
上島
あのこれ僕やられる方なんでね、あれなんですけどもね・・
やっぱ一番やりやすいのは、人気ナンバー1だった「大根」
これはね、熱いっていうだけでなくて見てる方に「食べたい!」という思いもさせますんで!
赤江
そういう効果も!!
上島
そういう効果も重要なんですよ!!
大吉
なるほど!食欲もそそって頂けるということで。
上島
そうなんですよ!そっちの方をもうちょっと目立たすというか
増強させるという方が大切なんですよ。
大吉
どっちかというと、笑いよりも食欲をまず?
上島
ええ、その方がね笑いにもつながりますしね。
それに悲惨になんないんですよね!
おでん芸を見ておでんが食べたくなるというね。
大吉
では逆に、これはちょっとやり辛いというか
素人は容易に手を出すんじゃないぞ!っていうおでん種ありましたら・・?
上島
これ我々の方では「ぬれもの」と言ってますけどね。
あの、汁が染みこむものですね。
煮すぎたがんもどきとかね。
赤江
あーー!ちょっとスポンジ状にね、吸い込みますね。
上島
あれ取るのにも苦労するし、お箸でね。
大吉
まず口に運ぶ役の方もつかみにくい。
上島
うちはリーダー肥後がやってるんですけども。
そこもやり辛いし、あとくっつけられてもあれは本当に汁がね、
もう飛び散るから目に入ったりね。
そういうところに汁が飛び散るのが一番困るんですよね。
大吉
見た目的にもね、なんかビチョっていう感じで美しくは無いですかね?
上島
そうなんですよ!
で、結構意外といいのが「白滝」
「白滝」は別な意味で汁がパッとこう・・
細いこんにゃくの集まりですから、パッと綺麗に飛び散るから
赤江
ああ、しずくとして!なるほど、なるほど。
上島
このしずくとして飛び散ったのはあんまり熱くないんですよ。
でもね、インパクトがあるんですよ!「白滝」は!!
あと、「こんにゃく」ね。
大吉
「こんにゃく」は止めといた方がいいですか?
上島
いや、「こんにゃく」もいいですけど。
「こんにゃく」はうちの場合、巨大なこんにゃくを
入れることになってますから最後に。そのままの形をね。
あれも知らないで偶然入ってたみたいなことでやってますけどね
本当は知ってるんですよ、ハハハハハハ(笑)
大吉
上島さん、そこまで仰らなくて大丈夫です。
上島
しまった、言い過ぎた言い過ぎた。すみません。
大吉
実はですね、今回ですね。
スタジオの赤江珠緒さんがおでんということで
「あつあつおでん」にチャレンジするという企画が最後にありまして・・。
赤江
えーっ!まじでー!
大吉
音だけでは難しいかもしれませんが・・。
赤江
そんな師匠を差し置いてそんな!
大吉
で、あの上島さんが「これは止めろ」と仰った土鍋で炊いてきたパターンです(笑)
上島
本当ですか、赤江さんやられるんですか?
赤江
ちょっとこれ上島さん大丈夫ですかね?
そんないきなり初心者が・・ちょっとなんか今エプロンとか付けられて・・。
上島
いやいや、赤江さんがやらなかったら俺がやりましょうか?
大吉
いや時間的にちょっと間に合わないので・・。
今日はちょっと赤江さんが、ラジオですけども・・。
上島
すいません、今「どうぞ!どうぞ!」をやろうと思ったんですけど
ちょっと違いましたね(笑)
赤江
違いましたね(笑)
上島
急にまたいきなりスベっちゃいましたね、ラジオで・・。
赤江
ちょっとちょっと動揺がこちらも・・。
上島
じゃあ頑張って下さい、赤江さん。
まずですね、誰かが赤江さんを後ろから羽交い締めするというか
押さえなきゃいけないんですよね。
大吉
なるほど、じゃあ女性スタッフが今から赤江さんを押さえます。
赤江
えっ、これ本当にやる?
押さえられました、これで上島さん状態になる。
大吉
これ普段はジモンさんがやられる役ですか?
上島
これは大吉くんが赤江さんに食べさせるんですか?
大吉
いや、あの作家さんが今から・・、私は実況に回ります。
上島
それでは作家さんがまず最初は「ちくわ」あたりで
鼻の先っぽあたりを「トンッ」とこう行きますかね?
大吉
「ちくわ」で鼻の先っぽをちょんとする。
上島
その時に大切なことは赤江さんね、フーフーフーフーやって
「ちゃんと口に入れてちょうだいね!」「口にちゃんと入れてよ!」と。
アピールするわけですね。
大吉
やられる前にアピール。
上島
なのに鼻にくるということですから!
赤江
「ちゃんと口に入れてちょうだいよ!」
くわぁ!熱っ!熱っ!!!熱い!!
・・こんな感じでしょうか?
今、はな・・はな・・。
上島
面白いじゃないですか!ラジオでも十分通用しますよ!
赤江
ちょっといま師匠!鼻いきました!
上島
鼻、いいですね!
その次に「玉子」になります。
大吉
もう「玉子」になりますか!
これもうオチに向かっていいですか?
赤江
師匠、「玉子」けっこう湯気でてますけど、これ大丈夫?いいですか?
上島
いいですよ。
で、玉子まるごとは口の中熱いから、うん。
だから「ゆっくり入れてくれ」「ゆっくり入れてくれ」と言いますね。
で、こっからよく聞いて下さいよ!
玉子を口に含んだら、本当に熱いですからその勢いで
目の前にいる作家さん?箸でつけた作家さんに
ピュッとその玉子を吐き出して下さい。
赤江
ちょっと待って下さい!
これを吹き付けるということですか!?
ちょっと私それ・・出来ないと思うんですけど・・。
「ゆっくりね、ゆっくり」・・・・・
大吉
・・・ヘヘヘヘヘ(笑)
あ、あの・・上島さんすみません。
赤江さんの口が思ったより小さかったのか、
もしくは玉子が思ったより大きかったのか口の中に玉子は入らなかった・・。
赤江
師匠、すみません。
あの普通に綺麗に入っちゃいました、ごめんなさい。
大吉
あの・・普通におでんに食べるというね・・。
上島
えっ!普通に食べてるんですか?
赤江
鷲づかみにされて・・普通に頂いちゃう感じ・・
いやー、師匠これ難しいですね!
上島
難しい・・?・・バカヤロー!コノヤロー!
何様だお前ら!!普通に食べてどうするんですか、それ!!
大吉くんダメでしょ?普通に食べちゃ!!
大吉
これはやっぱりダチョウさんにしか出来ない
おでんでございますから。
上島
それはもう有り難いですけどね。
大吉
ありがとうございます、お忙しい中。
上島
ちょっとでも伝わりましたでしょうかね?
大吉
伝わりました、十二分にこのおでんの奥深さっていうのを
勉強させて頂きました!
上島
もう終わりですか?
俺、そんなに忙しくないんですけど・・
ほぼ空いてるんだから電話じゃなくてスタジオ呼んでくれりゃいいじゃないの!
(了)
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