博多大吉が語る「我々は山田隆夫の手のひらで踊らされてただけなんですよ!」

2013/09/26

たまむすび 座布団 小遊三 笑点 博多華丸

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2013年7月24日放送「赤江珠緒 たまむすび」
ープニングの一部
起こします。


赤江珠緒(以下、赤江)
大吉先生はなんかあれですって!
なんか素晴らしいお仕事をされてきたと。

博多大吉(以下、大吉)
あ、行ってきました!あのはじめてでは無いんですけど
長寿番組、お笑い界の最高峰の番組ですかね、そういった面では。
『笑点』に。


今まで実は2回出していただいたことがあるんですね。
もちろん「大喜利」じゃないですよ。
座布団は取り合わないですけど、その前のネタコーナー。

漫才師さんとかそういうのが出るコーナーで
今まで2回出てるんですけど、2回とも地方大会なんですよ。
熊本の放送局が何十周年でお祝いで『笑点』が来ましたみたいな

そんなパターンと、もう1個はどこやったかな・・?
わかんないですけど、ちょっと忘れましたけど地方大会で2個出てて。
初めて今回、本場所の後楽園ホール読んで頂きまして・・

赤江
ほう!後楽園ホールやっぱり・・そうですね。

大吉
『笑点』って後楽園ホールで録ってるんですけど
後楽園ホール行ったことは?赤江さん。



赤江
えーとね・・いや無いかな?
無いかもしれないですね。

大吉
というのも後楽園ホールって『笑点』は収録やってますけど
メインとしてやっている興行・イベントって格闘技なんですよ。


赤江
そうですよね。

大吉
ボクシングとか・・。

赤江
大吉先生のお話でよく聞くんですけども・・。

大吉
僕は100%プロレスを見に行きますけど。
そういう「格闘技の聖地」でもあるんですね。

そこで『笑点』の収録をやってると
で、『笑点』に出れることもすごい嬉しいです。

赤江
国民的番組ですもんね。

大吉
ただそれ以上に後楽園ホールに出演者として行けるっていうこの喜びが!

赤江
あっ、二重の喜びがあるわけですか!

大吉
今まではお客さんで行ってるんで、
言ったら控え室とか見たことないわけですよ。
そりゃ「週刊プロレス」の記事とかでは見ますけど。


選手が座ってインタビュー受けてるソファーとかね。
楽屋っていうか控え室にあういうなのがあるんだろうな?っていうのは
想像はつくけど実際目の当たりにするのは今回初めてだったんで

赤江
なるほどなるほど。
中まで入りました!

大吉
中まで行きました、入りました!
あのね、思ってる以上にボクシング寄りの会場で
あらゆるところでボクシングの注意事項が書いてあるんですよ。

「ライセンスを持っている方はこっから先入るな」とか
ボクシングのいろんな「グローブはここで脱げ」じゃないけど
なんかそういう・・

赤江
割とボクシングをメインとして作られた会場?

大吉
ボクシング会場です、あそこ。
その中に『笑点』に出られてる「大喜利」に出られてるレジェンドの皆さんが・・

赤江
お着物でサササッと。


大吉
違う日はそこでボクサーの方がシャドーボクシングしたりとか

赤江
控え室とか大丈夫なんですか?

大吉
何がですか?

赤江
畳の間とかあるんですか?

大吉
いやこれがね、椅子でしたよ!確か。

赤江
そうでしょうね、だってボクサーの方が畳だとちょっと・・

大吉
まあ多少寝っ転がれるようなスペースも作ってある部屋もありましたけど
基本はやっぱりそういう大部屋にみなさんいらっしゃいましたけど
いろんなところにボクシングの注意書きが書いてあって

「医務室はこちら」とか言って、ちゃんと医務室もあって。
なんかあったときに安全だなっていうね(笑)

赤江
『笑点』の場合あまりそれを使うかっちゅうと・・。

大吉
まあだから不思議でしたよ、だから。

赤江
確かに演芸とはちょっと対極なところですもんね。

大吉
楽屋は僕らは別のところが用意されていて
ネタ組は僕らとアンジャッシュが隣だったんですけど
初めてでしたね、楽屋張り?

「博多 華丸・大吉 様」ってだいたい普通は
「博多 華丸・大吉 様」って書いてあるんですけど
『笑点』の楽屋張りは「博多 華丸・大吉 先生」なんですよ。

赤江
えーーーっ!

大吉
え!これひょっとして大吉先生っていうあだ名があるから
『笑点』側の軽いミスかな?って思って隣のアンジャッシュ見たら
「アンジャッシュ 先生」って書いてあった。


「へー、『先生』なんだ俺たち」と思って(笑)

赤江
そういう伝統なんだ、へー。

大吉
だからすごい伝統のある格式の高い番組だなと思って。
そこでネタをやらせて頂きましたけど。

赤江
でも後楽園ホールってグルッと囲むような感じじゃないんですか?

大吉
それはだからリング作るときはそうなりますけど。

赤江
普段は舞台で?

大吉
舞台を作って、客席はせり上がってる感じでやってますが。
ちょっと角度があって非常に見やすいんです。
格闘技も見やすいけど、演芸も見やすいところですけど。

まぁでもそこでねネタだけの出番でしたけど
そのもちろん師匠たちもたくさん楽屋にいらっしゃいますし
「大喜利」のスタンバイもされてたんで

俺、ものすごいものを発見しちゃったんですよ。
発見したというか、もう見てしまったというか・・。

赤江
えっ、何ですか!
見てはいけないようなものですか?

大吉
はい、これ言っていいのかな?
でも今週はこれくらいしかしゃべるネタが無いから
言っていいですか?

赤江
小遊三さんが小金を拾ってるとか(笑)

大吉
小金拾って無いです!
小遊三師匠は前しか見てないです!
そんな道ばた、自販機の下とか漁ってないです(笑)


いやこれね、僕ねもう本当ショックというか・・
目からウロコだったんですけど、
「大喜利」のコーナーあるじゃないですか?

あれって座布団取り合うでしょ?
で、座布団を10枚貯めたら優勝、
何とか旅行とか商品があるとかいう企画ですけど

昔っから不思議だったんですよ!
10枚の座布団に人って座れるものか?と。

というのも、こういう仕事をしている
僕も落語研究会にいたので座布団を
何枚か重ねて座ったりとかしたことあるんですけど、

けっこう難しいんですよ!
5枚、6枚重ねた上に座ったりするのって。

赤江
そうですね、最後はもうちょっとバランスを求められることになりますよね。

大吉
だけど「どうなってるんだろう?」と。
ひょっとしてその我々が気軽に見て笑って楽しんでるけど
あの師匠方って我々の見えないところでなんでしょう・・すっごい筋トレしてて(笑)

赤江
毎日、ボールに乗ってね。
・・バランスボール(笑)


大吉
普段はものすごい足首とかにおもりを付けて生活をしてて
「大喜利」のときだけパーンって外して
座布団に飛び乗っているのではないか?とか。

そういう疑惑があったんですけど、
まぁ袖にね実はその「大喜利」の座布団が置いてあって

赤江
えっ、何か秘密があるんですか?

大吉
・・はい、見ちゃいました。
あのね、『笑点』の座布団ってちょっとだけ長方形なんですよ。

俺、大丈夫ですかね?
芸能界から消されますかね?
ちょっとだけ長方形なんですよ!

だから座布団は四角だから、僕も四角の座布団でそれやってたんで
5枚、6枚重ねるともう座れなくなったんですけど
ちょっと長方形だから・・

赤江
横に?横に?

大吉
縦にですね。

だから縦にちょっと長方形だから重ねられるし、
何よりも座布団1枚が分厚いんですよ!
良い敷布団くらいあるんですよ!

だから10枚重ねても綺麗にバランスも保てるし
高さも出るんですよ!

赤江
でもあれ長方形ってみなさん気づいてました?
山田さんのマジック的な(笑)

大吉
気づいてないんですよ。
そうだから持ってくる山田さんの手のひらで
我々は踊らされてただけなんですよ。


赤江
えっ、長方形なの!あれ。

大吉
若干ですよ!
布団みたいなこんな長方形じゃないですよ!コピー用紙みたいな・・。

赤江
見るからに座布団ですもんね。

大吉
でもね、ちょっとだけというか・・長方形なんですよ。

赤江
目の錯覚だ!!利用してるんだ!

大吉
ちょっとこれに注目して来週以降の『笑点』
ちょっと見てください。
山田隆夫さんが正方形に見えるように座布団持ってきてるはずだから。

ちょっとだけ長方形なんですよ、はい。
痺れましたね、僕これ気づいたとき。
「すげーな」と思って!

赤江
私も初めて知りました、大吉先生!

大吉
でも言ってよかったのかな・・?

赤江
潜入捜査の甲斐がありましたね。


(了)

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