今回は、2013年8月21日放送「赤江珠緒 たまむすび」
オープニング部分を起こしたいと思います。
赤江
大吉先生!胸元にチラリと見えている、このTシャツの柄が!
大吉
もうメッセージ気づきました?
赤江
プロレスじゃないですか!
大吉
そうです、昨日の「たまむすび」のpodcastを聞かせていただいて
まぁおしゃべりになるだろうなとは思ってましたけど、
僕は赤江さんが観に行くって知ってたんでね
まぁ案の定というか・・
赤江
DDTのね。
大吉
両国大会の話なさってたんで、
まぁ嬉しさのあまり、本当無意識のうちに着てましたね。
赤江
あっ、もうスッとそのTシャツに手が伸びたと。
大吉
もうO次郎の「O」の字も出なかった、今日は。
赤江
今日はもうこれであると!
大吉
今日はプロレスのね・・
赤江
ちょっと大吉からね、事前にね、この1年半ですか?
プロレスの話題はちょこちょこちょこちょこ単語だけは
お聞きはしておりましたけれども。
大吉
もう睡眠学習のように(笑)
赤江さんのね、なかなか打っても響かない赤江珠緒という壁にね
私、ボールを投げ続けましたけども。
赤江
生で見るとね、違いましたね!
大吉
やっぱり良かったでしょ?
赤江
なんかねこう・・私がびっくりしたのが
人がですね、腕を握りまして1人の人が伸びている相手の手を
その後ろにもう1人、人がつながってぐるんと回したら
2人がぐるっと回るっていうね、
あのちょっと「トムとジェリー」かな?っていうくらい(笑)
人間の体がぐるんと回る・・。
大吉
そのねあの・・物理学的、生物学的にどうなんだ?
そんなこと起こるのかよ!と皆さんねプロレスに関して
思う方いらっしゃるとおもいますけど
僕はそういうのは一言だけで解決してるんです!
全てこれ「魔法」なんです!
赤江
「魔法」なんですか!
大吉
プロレスのリング上には「魔法」が存在するんです。
特にいろんな団体があっていろんなスタイルがあるんですけど
一番「魔法」が強いのが「DDT」かもしれないですね。
赤江
あっ、そうなんですね。
大吉
まぁだから「これはこれ、それはそれ」と言いましょうか・・
そういうシーンもあれば、シリアスなシーンもあるじゃないですか!
そのさじ加減が絶妙な団体が「DDT」だと僕は思うんですけど
だから昨日のね、山ちゃんと赤江さんの話聞いてて
「プロレスファンとしてどうなんだ?」みたいなね、
プロレスファンの方から聞かれたりとかもしましたけども
いやもう僕は答えは1個ですよ!
プロレスに何の興味も無かった赤江さんと山ちゃんが
TBSラジオのお昼の1時からね「DDT」の話する!っていう
した!というこの事実だけで、
もう僕はもう何も言わないし、言えないです!
赤江
去年の夏までは全く知らない世界でした。
大吉
それも全然大丈夫ですよ!
赤江
あっ、そうですか!
またあのね、ものをね食べることが出来るというね。
飲み食いが出来るというのが本当大きな発見でした。
大吉
いやこれね、意外に盲点だったんですよ!
なんでプロレス会場飲食禁止だと皆さん思ってたんですか?
赤江
はい・・。
大吉
いや、全然全然!
だって野球もそうでしょ?
赤江
そっか。
大吉
野球観に行くときって皆なんかいろいろ持ってったり
なんか売ってたりするじゃないですか?
それと一緒でプロレス会場も別に・・はい、スポーツ観戦ですから!
赤江
そうかそうか!相撲だってそうですもんね。
そっかそっか。
そう言われると、すっごくいいですよ。やっぱり。
大吉
携帯電話だけ切っていただければあとはもう大丈夫な感じになってますから。
赤江
懸命に身体を動かしている人を見ながら食べるっていうね、最高ですね!
大吉
・・そうですね。
「ああ、こんな感じで古代のパンクラチオンとかやってたのかな?」みたいなね(笑)
そういうのもあるかもしれないですけども。
赤江
なんか知らないけど食が進んでね。
大吉
いやでもこれをきっかけにね、赤江さん・「たまむすび」のスタッフの皆さんも
プロレスにハマっていただきたいですけど。
昨日のねトークでね唯一、僕これ言って欲しかったな!っていうのが
1個だけあるので足していいですか?
「DDT」って「Dramatic Dream Team」の略で
元々、「DDT」っていうプロレスの技があるんですよ。
その技をモジってっていうか、その技に合わせて
「Dramatic Dream Team」って付けたと思うんですね。
団体の名前を。
でなんでこんな名前にしたか?っていうと、
もう本当に「夢」しかない団体だったんですよ。
当時ね「DDT」が旗揚げするのは、十何年前かな?
あういうなんて言うんでしょう・・?
そういうね、魔法の多めのプロレスというか・・
例えば身長185cmインターハイでアマレスで出場とか
空手7段とかそういうアスリート以外はプロレス出来ないっていう時代があったの。
赤江
もう本当に・・見るからに強そうっていう人しか
大吉
出来ないというときがあって、
それでもプロレスをやりたい!っていう人たちがはじめたのが
「Dramatic Dream Team」で
最初の興行はね、全試合が終わったあと
「僕たちプロレスやっていいですか?」って観客に問いかけて
それでお客さんが「いいですよ!」って言ったからはじまったのが「DDT」なんですね。
赤江
へーーー!
大吉
そのお客さんもね、確か下北の方やったかな?
狭い100人か200人ぐらいのお客さん相手にはじまったのが
「DDT」という団体で
最初は確か3人ぐらいではじまったと思うんですね。
で、ずーっと僕プロレス観てますんで、
その当時の記憶もあるんですよ!
「週刊プロレス」にすらほとんど載ってなかったから「DDT」は
その業界内でも認められてなかったんで。
赤江
あ、そうなんですね。
大吉
あそこをプロレスと言ってしまうと他の大きな団体が
嫌な顔をするっていうのはもう分かってるんですよ!
「あんなのと一緒にするなあいつら高校時代、大学時代何も・・」
極端な話で言えばオリンピックにかすったことも無い奴が
プロレスなんか出来るわけないじゃないか!っていう時代に生まれたのが「DDT」なんです。
それがいろいろあって、いろいろあって
両国国技館、しかも2日間ですよ!
他の団体でもなかなか出来ない所にね・・
俺ね本当、あの頃の自分にねタイムマシーンに今乗って
この「DDT」って両国2日やるよ!って言ったら
当時の俺は今の俺をブン殴ると思いますよ!
赤江
あっ、そんなレベル!
「何言ってるんだ!」と。
大吉
それくらい考えられないことなんですよ!
だから本当に「Dramatic Dream Team」ってね
「DDT」って名前見た時に「あっ、上手いこと付けるな」と思ったけど
「ふーん」くらいでした、正直。
それが今となっては本当になんか
「いい名前だな!この団体は!」と思いましたね。
で、こういうこと言うとね
「最近マスコミは『DDT』ばっかり取り上げるじゃないか!」と
「新日本プロレス」「全日本プロレス」「NOAH」「大日本」のファンの方は
おっしゃると思うんですけど
これ仕方ないんですよ!ここまで言わせて下さい!
というのも、「DDT」さんはプロレス内で相手にされなかった分
ずーっと外で戦ってたんですよ。
だから普通のプロレス団体がプロレスファン向けにイベントを行ってる間に
「DDT」さんはプロレスあんまり知らない人のところに積極的に行ってやって
いろんな業界の人とつながりをずーっとコツコツコツコツつなげてて
今、僕この立場でテレビ業界見渡したら、
各局に最低でも2人「DDT」を愛する人がいるんですよ!
赤江
へーーー!
大吉
で、その人たちが多分当時は若手だったと思うんですよ。
それこそADさんとかフロアさんとか、そういう人たちがこの10年くらいで
「DDT」と一緒に大きくなったんですよ。
赤江
なるほどーーー!
大吉
だからメディアにも取り上げられやすくなったし、
こうやってラジオで喋られるようになったんですよ。
これはだからもう認めよう!負けを!
他団体のファンの皆さん!
赤江
うちのスタッフの「DDT」を愛する橋本さんが・・(笑)
大吉
そうでしょ!ねぇ!
昔はねまだ若手だったですもんね!
一緒に大きくなったんですよ!
だからここはもう「DDT」の素晴らしいところなんで、
ここはもう今・・「NOAH」のファンの皆、落ち着いて下さい!
私は「NOAH」のこと好きですよ!
私はもう「三沢光晴」という名前のもとに私は芸能生活してますんで
それはでも置いといて、この部分だけは「DDT」を見習って
今後やりましょうよ!
赤江
なるほど、大吉先生の主張がすごい!
今までに無いぐらい熱いものがありますけれども。
大吉
いや本当にプロレスファンとしてね、
全団体を愛する人間として、ちょっとこれだけは言っておこうと思って
「DDT」が勢いあるのはすごいいいことだけど
それによって他団体がへそ曲げるのがもう嫌なの!
赤江
いやでもそれを言うなれば兄弟の一番末っ子がね
後の方に出発した末っ子に今やっと日がやっと当たっているっていうのは
兄弟全体としては非常にいいことですから!
大吉
そう!でも「DDT」もプロレスだし、「新日本」も「全日本」も
「NOAH」も「大日本」も女子も全部合わせてプロレスだから!
皆で盛り上がりましょうよ!!
(了)
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