新喜劇座長・小籔千豊が語る「僕、割とほんまは普段温和なんですよ」

2014/08/05

芸人 小籔千豊 笑福亭鶴瓶 新喜劇 日曜日のそれ 噺家

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今回は2014年6月15日放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」
を起こしたいと思います。


鶴瓶
えー、「日曜日のそれ」でございます。
今日のゲストはですね、まあもう前からお願いしてたんですけども
まあ最近本当に・・最近言うてもねちょっと前からなんですけど

よお出とんな、潰しとかなあかんなと思ったんですけど
もうこれ潰しようもなく、出たらクーッ潰しとかな思うてるんねんけど
出て来たという小籔千豊さんでございます。

小籔
よろしくお願いします。
吉本新喜劇の小籔です、お願いします。

鶴瓶
あのー、正式に出来てきたのはいつやと?
フワっと出て来たのいつやの?

小籔
フワーッと出て来たのはやっぱり「すべらない話」に出させていただいて
1回目のときというよりも、2・3回出てからちょっと東京のタレントさんとか
あとは山形県とか青森県とかそういう東日本で顔刺されるようになったのはそれくらいですね。

鶴瓶
いやだから、まあ自分のことを言うのもおかしいけども。
僕も一番最初にちょっと顔出るというか・・

小籔
いつ頃ですかね?



鶴瓶
いやもうだから30年くらい前に大橋巨泉さんに呼ばれて
「HOWマッチ」に出て、まあもう出てたよ出てたけど「HOWマッチ」に出て。
あういうゴールデンに出て、

隣がたけし兄さんでそれから石坂浩二さんね。
あっこに座るっていうのはね、その当時「ここ何しに来たんやろう?」っていうときに
1発当てたんですよ、カーンって。

小籔
あの「世界まるごとHOWマッチ」ってまあ言えば
VTR見て答えるっていうクイズ番組ですやん。

トーク番組でもない、なんやったら答えるぐらいやから
そんなに打席回ってくることなんかなさそうですけどね。

鶴瓶
打席回ってきたときに、「狙い撃ちでいっぺん行かないかんな」と。
そういうのは思ってないねんけども、1番のターゲットは巨泉さんじゃないですか?

また憎たらしいことばっかり言ってる雰囲気があってでもほんまは可愛い方で、
答えたら何か言わはったから、俺がボロカスに言うて「あんた敵多いやろ?」
っていうのが巨泉さんがめっちゃ喜んでくれたみたいやね。

そしたらみんながブワーッ笑うて、「敵多いと思うわ」言うたら受けて
「お前面白いな」っていうことになってそれで次呼んでくれはったんやけれども
そっからいうと、それを見てた・・のがもうどんどん仕事が入ってくるけど

その当時マネージャーもほとんどいないから、「それ行くわ」言うて・・
その「敵多い」っていう毒舌的なことを求められて

バッターボックスに入るようになったんやけど
さほどそれはしたくないって、そんな大物に対してしかしたくないやん。

小籔
はいそうですね。自分より目上だという大前提があってですから。

鶴瓶
なんぼ殴っても大丈夫っていう、その当時の巨泉さんは
今はもうグラついてはるから(笑)
もうお年いってはるから、あれやけど。

小籔
でもそれはすごいですね。一般の方はなかなかその心中分からないと思うんですけど。
その当時の鶴瓶さんと同じ状況というか、大阪でやられてて
東京でビッグネームに挟まれた状態ですごい番組のすごい司会者に

その一言を放り込むときってやっぱりドキドキっとするし、
スベったらもう2度とチャンスないんちゃうか?とか思われているところで
こうパチンって打ってそれから仕事来るときって気持ち良いでしょうね。

鶴瓶
ほんでね、そこはやっぱりたけし兄さんも・・あの人あまりお笑いと一緒に出て
あんまり笑えへんやん。そやけど身体揺すって笑ってはったから
ビートたけしが笑ったということは・・まああの当時のビートたけしですから。

そりゃもう認知したというところはあるからね。
それで石坂さんは優しい方やから笑わはるけど、
まあ本気で笑うことってそんなにないでしょ?

やっぱり1番可愛い人に本気で笑ってもらいたいっていうのを・・
俺は同業者が本気で笑うって・・松本でもそうやんか。
松本でも本気で笑うときってあるやん?

本気で笑わすってお互い分かるやんか、
これが小籔見て気持ちよかったんは、これは良いか悪いかは別よ。
でもね、STAP細胞?あれの小保方さんのコメントを求められたときに

タッタッタッタッと来てそっと来て「それで終わり」って言うたのを
今あのときに「これ上手いこと言いよんな」っていうのがね。
あれあんまりどっちや分からんことあんまりやいやい言いたないやんか?

小籔
そうですね、だから本当に政治的なこととか事件・ニュースのことについて
こんな下っ端、ましてや東京で認知もされてない
まあ大阪弁しゃべる、まあ東京のおじ様おば様の敵ですよ、言うたらね(笑)

それが・・若造が小保方さんの事件について何かを言うというのは
芸人としてはものすごくマイナスだと思うんですよ。

「なるほど、そやな。賢いな」と思われてもマイナスやし。
「何抜かしとんねん、こいつ。腹立つな」と思われても
この先、メシ食われへんわけですよ。

でもまあ僕、ちょっとこの歳になってですけど、
芸人って本当に非生産的な職業で全ての職業の中でいらん職業ランキングしたら
ベスト3入ると思うんですよ。

なんやったら1位かも分からんなと。
そのときにテレビの中でアホな芸人がなんかちょっとそういうことに
興味があることを言うことで

アホな若者がなんか「こんなアホな芸人でも言うとんか、ほんならちょっと勉強しよか」
と1人でも思うてくれたら社会貢献になるんじゃないかと思って行く。

そんならもう僕としては社会正義っていうのがちょっとだけうっすら2%だけあるし、
あとさっきの「世界まるごとHOWマッチ」のときと鶴瓶さんと同じ心境ですよね。

「ここで1発かまさんと」俺もシクシク泣きながら大阪帰ると思うてるから
全然怖いものが何もないというか、「知るか、俺はこう思うねん」みたいな。
で、「思うてること言うたら、あかんのか」と。

たまにtwitterでも「お前、ちゃんと調べたんか?」とか
「小保方さんと会うたことあるんか?」とか文句来るんですけど
「いや、ない」「調べてへん」みんな大体そうや、そんなもん。

鶴瓶
いやだから、その場で感覚で答えたものをいちいちねどうこうや言われたって
みんなそんなん調べてへんやんか。雰囲気やん、あんなもんね。

ただそこをコメント的にパシっと切って「以上、終わり」って言うたときに
「おもろいこと言いよるな」とこっちはもうちょっとプロ的な目で見てるからね。
だから面白いなと思って。

小籔
ありがとうございます。

鶴瓶
これはもうドンドン行くやろうなと。
いやでも仕事の入り方やっぱりそういうことが多いやろ?

小籔
たぶんそうですね。

鶴瓶
こっちのイカンのは、求めてきよんねん。「そこを言うて」とか、これが一番・・
上岡さんなんかもそうやったけど、求められるのは・・毒舌を求められるけど、
求められるとあの人嫌がるねん。「誰もそんなん言えへん」言うて。だから求めるの多いやろ?

小籔
そうですね、「全てバッサバッサと斬っていただいて」って
いや俺別に全てのものに噛みついてるわけやないと(笑)

認めていることもあるし、応援したいこともあると。
ただ何かで腹立ったりとか「これちゃうな」とか

そない「ちゃうな」と思ってへんかっても、ここで俺は怒った方が
スタッフ喜んでくれるやろうなとか、

グラビアアイドルの人も喜んでくれるやろうな思うて
ボロカス言ってるだけやから、気まぐれで言ってるのに

「全てのものに斬って下さい」言われても
「そないないよ」言うて。

あと「世の中に怒ってることありますか?」言うて
僕、割とほんまは普段温和なんですよ。
嫁はんとも20年ケンカしたことないですから。

そやのに、なんか「怒ってることありますか?」って言うて、いや基本ないと。
それだけ怒ってたらたぶん大病して死にますからね、ほんまに(笑)
だからイメージというのは、有り難いですけどね。

鶴瓶
有り難いけど・・だからさっき言うたように
生産性のないものですから、本当にやっぱり・・逆に楽しいよね?
何でもありやから。

こんなもん、このお金を、同じくらいのギャラを
違う職業でもらおう思ったら大変なことやで。

小籔
まあまあこんだけ能力ないもんがね。

鶴瓶
そこを能力なんて一体どこで見るねや?言うたら、
俺なんかでも長いことこんなこと言うてんねんで、これ?(笑)
こんなことばっかり言うてんねん。

小籔
いやもう本当に「相変わらず」とは鶴瓶さんのためにある言葉ちゃうかって思うくらい。
僕、中学のとき見てたパペポのときとルックスも写真で見たら
けっこう変わってはる部分ありますけど、

イメージは何にも変わってないですもんね。今もだからテレビ見てるみたいです。
僕、鶴瓶さんと少し、まあコヤブソニック来ていただいたりとか
イベント出させてもらったりとか、直で見ること増えたじゃないですか?

いやもう感覚、中学のときに戻るというか
昔の歌を久しぶりに聞いたら「ああ、結婚当初を思い出すな」とかあるじゃないですか?
僕、鶴瓶さん見たときが一番こう何て言うんですか?

中学のときによみうりテレビに夜中からずっと泊まり込んで
パペポの整理券もらって入ってたときめっちゃ思い出すっすね。
すごい古い曲と同じというか、ビートルズ感がありますね。

鶴瓶
いやいや、それは有り難いね。
全然何やろうね?うーん、番組って「噺家が何やらコソコソ」いうのあるやんか?

小籔
はいはい、今田さんのやってる。

鶴瓶
今田と俺は言うたら「いろもん」とかずっとやってたんやけど、今田・東野と。
そのときに言うたら「これ終わったらアカンで」っていう

噺家にとったら終わったらアカン番組やねん、
あれ。今、微妙なところやわ。数字知らんよそんなん。

小籔
面白いと聞きます。

鶴瓶
知らんけど、誰か行くやつがいないとアカンいうんで
宮治いうやつにこの間会うたから、言うたら若手に
「お前絶対に無茶苦茶に行けよと、今田は何でも拾うてくれる」と。

昔は拾わなんだけど(笑)
昔は自分の方がオモロい言うて食いついていきよったけど。
「絶対拾うてくれるから、どんなボールでも拾うてくれるから思いっきり行け」と

「上品にしてたらアカンで」言うて、宮治に言うて
究極怒られたら「『「俺(鶴瓶)に行け』って言われた」って言うとけ
って言うたんですよ。

小籔
その金看板あったら大丈夫ですよ。

鶴瓶
それが絶対大事。噺家の番組って終わったらアカンねんもん。

小籔
バラエティに出られてる、バリバリ現役で落語をされている
若手の方が出られる番組っていうのはちょっと少ないかも分かんないですけどね。

鶴瓶
いやでも新喜劇もないやんか、新喜劇代表やんか。

小籔
はい、もう広報部担当でございます。

鶴瓶
だから「新喜劇」言うていくことがすごい大事やって。

小籔
ありがとうございます、もうそれ言うてもらったら
本当に良かったというか、新喜劇の中でそういうことを僕が思って

新喜劇を疎かにしながら東京に行きますとか言うて宣言して来たわけちゃうから、
たぶんベテランさんとか若手とかが大衆的な居酒屋で鶏食いながら

「あいつはホンマに華やかな世界に行きよって、こっちを踏み台にしよった」
っていう文句を言うてるんじゃないか?ってすごい思います。

鶴瓶
あのねそんなんな、俺はもう何十年前に言われたか!
大阪でずーっとやってたやんか俺、「パペポ」とか「9年9組」とか
「ガバチョ」とか「ぬかるみの世界」とかずーっとやってたやんか

そこをスパーッと辞めて向こうに行ったやんか、こっちに来たやんか。
こっちも鳴かず飛ばずであかんかったんや、長いことかかったんや。
かかったらどうこう言うことはないけど、長いこと生きとるわけや。

長いこと生きてるから、ようやくいろんなこと言うてもらえる。
それで大阪には俺の匂いがなくなってもうてるやん。
鶴瓶が大阪におったっていうのは若い子は知らないやん。

だから俺が大阪に帰ったときに、いつも見てんのよね。
そのときに小籔を見たんよ。「小籔って何、よう出とるけど」
まだ東京にでる前やわ。

「よう出てるけど小籔って誰?」って言うてたんよ。
俺もう帰らないから。

小籔
はい、大阪のテレビにしか出てませんでしたから。

鶴瓶
ほんならラジオ局にわざわざ挨拶しに来てくれたやん?
「あっ、あれ小籔?」って、そっから小籔を見るようになって
ほんでオモロいなあ思ったから「無学」に来てもうたんやん。

小籔
いやもうあれはホンマ光栄なことです。

鶴瓶
だから1回も仕事なんかしてないのに「小籔来てくれへんか?」言うて
でないと東京の人ばっかり「無学」に呼んでると
お客さんが「次は東京の誰が来るの?」みたいな感じになるやん?

小籔
お客さんまで東京弁(笑)

鶴瓶
やかましわ!ってそんなもんは来えへんねや言うて
やっぱりちゃんとこっちの大阪の連中いうのも出てもらわなあかん言うて
今ちょっと「すっちー」狙うてるねんけどね。

小籔
ああ、ありがとうございます。
新座長ですよ、うちの。
あの子はもうええ子なんですよ。

オモロいというのがホンマ勝ってますけど、オモロいよりええ子なんですよね。
僕らやっぱり座長になりますと、またこんなしゃべり方してますし、
後輩と距離で出来てしまうんですよ。

僕は全然イキってるとか、そういう気はないんですが
後輩とかにもよう言われるんです、舞台で噛んだり何かしても僕は怒らへんのですよ。
それが逆に怖い言うて、何考えてるか分からんみたいな(笑)

やっぱ若手とは距離が出来るなと思うんですけど、
すっちーは下に降りていってアダルトビデオの貸し借りしたりとか

ベテランさんとも何かエロい風俗の情報を流し合ったりして
すごい仲良くしてるんですよね。
あいつが出て来たことによって、本当に新喜劇がこう潤滑油というか・・

鶴瓶
俺はあいつは、漫才やったやんか?

小籔
「ビッキーズ」という。

鶴瓶
「ビッキーズ」やったやんか、飴配っとったから。
俺帰って来て、新喜劇に出てたときにしか見てないから
「これあの人によう似てるよな」とずっと思ってたんや(笑)

「似てるよなあ」と、でもそんなことないやんとか思ってたんやけど。
毎日放送に聞いたら「そうや」と、解散して今なってると。
副座長かなんかのときやったわ。

「ああ、そう!」言うてずーっと見だして、「あいつオモロいよな」と。
ええ回ししてるからね。漫才やってたし、呼吸も分かってるし。

小籔
それで真面目ですね、ホンマに。
あの子はええ子ですわ。

鶴瓶
これね、真面目でないと・・俺が言うのもおかしいけど。
真面目でないといかんとこと、無茶苦茶でないといかんとこが2つあると思う。

小籔
そうですね、「最近の芸人は・・」と言われる1つに
やっぱり品行方正すぎるというか・・いうのもあると思うんですけど。

鶴瓶
いや、でも品行方正っていうのもそれは先輩も悪いと思うねんけど。
ダーッと連れていって何か芸事を語るのはええねんけど。

何や訳の分からんところ連れていってみんなワーッと騒いで
「どう思う」とか言わんとワーッと帰ってくるっということを先輩はやっぱり・・

うちの師匠なんかはとにかくあるところの・・
やっぱりいろんなところ連れていかれた・・(笑)

小籔
お色気の?

鶴瓶
そう、お色気のところ連れて行かれて金も払わんと、
おやっさんおって朝まで俺らどうしようかな?思うて
ウロウロしたことあるよ、神戸で本当に。

お金払うてない、入浴料しか払ってないと。
あと全然払ってないねんもん。
俺、待合室でなんか客の接待みたいなんしたもん、朝。

小籔
そういうのも付いていかはるんですね。
ってかその待合室におって、師匠はお部屋の中に入られてるからもう分からへん・・

鶴瓶
うちのおやっさんはもう帰ってもうたんよ。
お金払うてくれたはると思うやんか!
そんなら払わんと帰ってしまわはって。

ほんであと5人くらい残って、「誰が払うた?」ってなって
エラいことになったんやけどそれがオモロいやんか、また。

小籔
エピソードとしてね。

鶴瓶
そういうような無茶する人も・・
無茶する人も勇気いると思うよ。

小籔
そうですね、ほんでまた僕がこの世界入るときぐらい・・
今から20年くらい前ですかね?芸人なろうかなと思ったときに

飲む・打つ・買うなんていうのは芸人がやることやと
芸人が無茶苦茶するねん、なんやったらスーパーマンの映画やってるときに
裸でマントだけつけて走り抜けたとか

そういうのを子どものときに聞いてるわけじゃないですか?
「あっ、あういうのをするところなんや」と思って芸人という会社に入ったら
瞬く間に「コンプライアンス、コンプライアンス」言い出して

入ってきたときと言うてること違うがな!言うて
バクチしたらあかん「それは法律で」と、まあそれはそうですねと。

それで非合法なことはしてはいけない、それはそうやなと。
どついてケンカしてもアカン、「なんやそれ!」ってなって
そのへんの会社員より真面目にせえ言われるっていうのは・・

いやだから僕もっと世間の方に僕らみたいなしょーもない職業やってるやつを
指刺して笑って欲しいんですよ。

「お前らみたいな下等な人間は相手にしてへん」と。
もう無茶苦茶せえ、うちの子には「あないなるなよ」という
その反面教師としてお前らはテレビ・舞台で頑張れと

その代わりお前らのことは尊敬することもないし、子どもに真似させへん。
っていう感じにしといて欲しいのに!

鶴瓶
もう俺らのときは全くそうやったもん。
だからその反発っていうんか、「お前らどうせ芸人バカにしとるのやろ!」と。

僕は43年目やけどね、42年前くらいはもうそんなんやったもん。
無茶苦茶やったもん。

小籔
それが許される社会というか、それがどっちがいいのか分かりませんが。
その後から入った者からするともっと蔑まされてもっとバカにされて

僕らの子どものときなんか「お前吉本行かすぞ」っていうのと
とあるヨットスクールに行かすぞっていうのが同じ並列で怒られる言葉というか・・
あったくらい吉本というところは行ったら飯食われへん。

人間としては無茶苦茶だみたいな感じで言われてたのに
今なんか親がNSCに付いてきてね「是非入れて下さい」言うとか

鶴瓶
それは落語家でもそうやん。まだ吉本なんかはまだあれやろな?
落語家なんていうのは、東大・京大ね阪大、そんな人たちが来てるわけやんか。
「お前ら何しに来てんねん」と(笑)

「お前ら来るところちゃうわ!」ってね。
芸人としてその噺家というジャンルは割とものすごい吉本よりも芸人よりも
もっと孤立されたところやと思うわ。

「あの人らとは違うよ」みたいなところを持ってる人たちも多いと思うわ。
「お前らとんでもないことや」と、行かなあかんと!

吉本の芸人に負けたらあかんでっていうくらいしないといけないのに
そいつら固まってもうとんねん。

小籔
まあちょっと品のある伝統芸能を引き継いでいらっしゃるという部分もありますよね?
歌舞伎と芸人の間ぐらいにこう落語家さんがいるようなイメージにはなってますよね。
ただ昔の落語家さんのエピソード聞くと無茶苦茶な人ばっかりというか。

鶴瓶
無茶苦茶やがなそんなん。

小籔
子どもながらに、子どもが「アホやな」と思いましたもんね。

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笑福亭鶴瓶が語る「芸人が仕事してるところには民主主義はないねん」

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