オープニングの一部を起こしたいと思います。
山里亮太(南海キャンディーズ:以下、山里)
ちょっと、こうやって赤江さんを「ポンコツだ」「欠陥だ」なんて言ってるじゃないですか、いつも?
で、リスナーの皆さんもお婆ちゃんの声をお借りして赤江さんに「ポンコツだ!ポンコツだ!」って言ってるけど。
私ですね、その件に関してある方からお叱りを受けましてですね・・。
赤江珠緒(以下、赤江)
おっ!なになに!!えっ、その話はぜひ聞きたいですね。皆さんここから録音を始めていただけますか?(笑)
山里
何度も聞くような話じゃないです(笑)あの、実は先週言ってもいいかな?と思ったけどあまりにもモーニングバード組が復活して、もうさイチャイチャしているじゃない?
赤江
ごめんなさいね、ちょっと恥ずかしい感じの(笑)
山里
俺もうスタッフののんちゃんとさ、2人で「なんか今日すげーいちゃいちゃ見せられたね」って。
赤江
ちょっ、バードチームがね、なんかちょっと感情的になってしまいましてね。
山里
あれ「鳥人間コンテスト」ですげー記録出たときの涙だぜ、あれ。
赤江
ありがたかったけどね、また絆が深まって。でも山ちゃんも最近しずちゃんとまた復活がっていうことがあって。
山里
そうそうそうそう、漫才やってきたよ久しぶりに。ガッチガチだったけどね(笑)「どうもー南海キャンディーズです」の「も」を噛んだからね。
「どうろー」って(笑)「ハッ、俺が緊張してるの!」って。
そんなのがあってね、まあ赤江さん先週お伝えするスペースがなかったのよ。というのも先々週私ね、大阪の方でライブをやってきまして、年に1回やってるんですけれども。
そこがABCホール、朝日放送。
赤江
おっ、私の古巣でございますね。
山里
その古巣のABC放送局の隣に今ホールが併設されているのね。そこでやるという、毎年そこでやってるの。
赤江
誰の許可を得て?
山里
ABCの人だよ!!
赤江
あっ、そうですか。私知らなかったわ(笑)
山里
いや、そんな偉くないだろ!
赤江
ABC関係者として私が知らない、聞いてません。
山里
「元」でしょ、「元」
赤江
あ、そうです。「元」です。
山里
使わせて下さい、これからも。そのABCホールでやるってなって毎年やっているんだけど毎年来てくれるABCのスタッフさんももう昔僕らがM-1グランプリに初めて出たときにね、2004のね。もう絶賛され・・
赤江
もういいよ、いいよ。あの額縁の話はいいよ。支えにしているラサール石井さんの言葉はいいよ。
南海キャンディーズをずっと応援してくれた朝日放送プロデューサー板井さん
山里聞きたいの?「彼のツッコミはひとつも外さない」、あれね。
あれのお馴染みのM-1・2004に出たときからずっと僕らのことをけっこうよくしてくれている大阪の予選からずーっと僕らを応援してくれた板井さんっていうね、人がいるの。
赤江
あーはいはいはい。社員の先輩ですよ。
山里
むっちゃくちゃトリッキーなメガネとか、お洒落なね人なんだけど。この人が毎回見に来てくれていて、
この前も毎年通り来てくれて「あっ、山ちゃん今年もだね」なんて「よろしくお願いします、板井さん」なんて話していたら。
「いや、山ちゃんラジオ聞いている」って。
赤江
えーっ!聞いてくれてるの!板井さん。うわっ!
山里
って言うのよ。「いや本当、感動だ」と。「あの赤江が僕の尊敬する・・」「板井さんやめてよ」
「僕の尊敬するピエール瀧さんとラジオやってるなんてね」「あっ、瀧さんね・・」「いや本当、昔から瀧さん好きだからさ。瀧さんと赤江がしゃべってるっていうだけキュンとするんだよね」って。今の全部関西弁で言うけどね。
赤江
あっ、そうだったの!
山里
「そうですか、僕もやってますよ」「聞いてるよ、そこでなのよ!山ちゃん!」つって。
「何だい、山ちゃんの曜日はみんなして赤江を『ポンコツだ!』『ポンコツだ!』って『出来ない!』『出来ない!』って、いやー信じられないとずっと思ってる」って、それで「何でですか?」と。
赤江珠緒も見いだした板井さん
山里実は赤江珠緒がABCを受けたときのその採用の試験官っていう感じで居たと
赤江
そうでしょうね、私たちの代から制作陣とか現場で一緒に仕事をする人たちも人事に立ち会おうということですごい数の人が立ち会って下さったんです。
山里
そこに板井さんというスタッフさんも。
赤江
いたいた!目立ってたから板井さんは。
山里
でしょ?昔から変なメガネ掛けているのね。で、そのときのことをしゃべってくれたのよ。赤江さんの話。
で言っていたのがね、「正直あの年ABCを受けに来たアナウンサー志望者はたくさんいた」と。「めちゃくちゃたくさんいて、それぞれ試験板井さんも立ち会って見ていた」と。
「そのバーッとみんなの面接とか受け答え、ナレーション技術みたいなのをちょっと見ただけで1回控え室で戻った人間が控え室で何て言っていたか?」「おい、あの赤江珠緒っていう子だけは逃すなよ」と。
「あれを他に取られたら、今年は大馬鹿野郎とうちは言われるぞ」とそれぐらい。もう「あの子は絶対に合格だ」みんなが「とんでもないのが来てくれたなと、ABCをよく選んでくれたな」
「これだけ技術力のあるアナウンサーを取れたのは今年は大豊作だな」ってみんなで話し合ってたって。
赤江
えっ嘘っ!初耳ですよ、そんなの!
山里
だからその後もそれから赤江珠緒がABCに決まりまして、みんなは誇らしかったと。どの仕事にブッキングしても人事の人たちはどういう顔をしていたか?
「ほら見たことか!今年我々が選んだこの赤江っていうのはナレーションやらせれば天下一品、ロケも最高!」
赤江
いや、そうだったかな?(笑)
山里
「それぐらい『どうだ!どうだ!お前ら!』ってずっとみんなは言っていた」って。
赤江
誰かと間違えているっていうことはないよね?大丈夫だよね?
山里
いやいや言っていたよ「赤江珠緒が・・」って。「それを今東京のラジオで楽しそうにやっているのは分かるけども、俺らの人事の目がこのタイミングで違うって思われている感じがして辛いと」
赤江
アハハハハハ(笑)
山里
「私たちは才能溢れた人を採用していた」と。「ずっとその才能は『すごいだろ!すごいだろ!』と思ってやってた」って言ってたの。
赤江
そうなんだ!嬉しいな。
山里
褒められてたよ、めちゃくちゃ褒められてたよ。
褒められてた、しかし・・
赤江
でもそんな感じなかったもん。板井さん廊下とかで会っても「あかえー、なんか変な服着てるな」とかってずっとちょっかい掛けられる感じだったから、そんな評価されているように・・(笑)
山里
そこなのよ、さすが気づいているね。その板井さんが俺の言っていたのが「ただその年に面接受けに来たやつで赤江、群を抜いてダサかったです」って(笑)
「赤江は群を抜いてダサい」と、それはみんな言うんだって「ただあの子ダサくないですか?」って話になったときに、「いやダサいのとかはテレビ出たら洗練されるから」って
「でもそれにしてもダサくないですか?」って「すごいめっちゃダサい子」「あれダサいよな?」(笑)
赤江
そんなことを会議で話されていたの!?
山里
「それはテレビで磨かれてくから、垢は落とせる」と。で板井さんも「そうだな、そうだな」と思って目の前で・・
赤江
だからか!なんか板井さん妙に服のことを・・でも板井さん自体があのときからちょっと振り切れたファッションしてたわけ。
山里
いやだって俺知り合ったときから振り切れてたもん。
赤江
今でもそうでしょ?たぶんお会いしたら。だから一般会社に勤めていたらアウトじゃないか?っていう。
山里
そうよ、だってね菱形のレンズのメガネ掛けてるからね(笑)菱形で・・ハトみたいなとこに・・「それメガネとして機能してないでしょ?」みたいな(笑)真っ青な菱形のメガネ掛けてたね。
赤江
もうこの世の中では「デザイナ-」って呼ばれる人しか掛けてないようなメガネかけているからね。
山里
あのストライブのベストに蝶ネクタイみたいなので普通に来る。
赤江
そうでしょ?その人のオシャレ基準には正直無理だって。だから私「無理だ、無理だ、無理だ」と思ってたもん。いっつも板井さんに言われて。
山里
「ファッション以外は最高だった」つってたよ。「ただ人事部がその最高の才能を帳消しにするくらいダサかった」って言ってた(笑)
赤江
恥ずかしいわ(笑)
山里
何着ていったの、面接で一体!あるそんなこと!
赤江
普通にスーツ着て行ったけどね。
(了)
(関連ツイート)
サイキック青年団の電波ヤクザさんこと板井さんと。 pic.twitter.com/lRU4qXZCKR— Takkyu Ishino/石野卓球 (@TakkyuIshino) 2015, 9月 6
(板井さんはバラエティ番組やプリキュアシリーズのプロデューサーを経て、朝日放送総合ビジネス局イベント事業部長となっているようです・2018年現在)