今回は2016年3月24日放送「大竹まことゴールデンラジオ!」
「大竹メインディッシュ」スパローズさんの回を
起こしたいと思います。
光浦
今日のメインディッシュは、ゴールデンラジオ!には3年ぶりの登場となる。なんと!解散詐欺でおなじみのこのコンビです。
森田
申し訳ありません!スパローズ森田です。
大和
大和です。
光浦
どうゆうことよ!?
森田
いや本当に結局解散の話をするために今回入れていただいたんですよ。
大竹
でしょ?聞いていたよ、そういうふうに。一応、最後解散の話をちゃんとして帰りたいって言ってて。
森田
3月いっぱいで解散、3月3日に発表する予定だったんですけれども・・
大竹
解散したらどっちかが残るつもりだったの?
大和
僕が落語家になろうかと思っていまして・・
大竹
で、森田くんの方はどうしようと?
森田
僕は僕で芸人を続けようと思ってたんです。
光浦
あ、ピンで?
大和
どっちも続ける予定だったんです。
森田
だから基本的には大和の方が「ひとりでやりたい」って言ってきて。僕はコンビでやりたいけど「仕方ないね」っていう話で落ち着いてたんですけど。
大竹
だけど高校の同級生だよな?今いくつになったんだっけ?
森田
39歳です。
大竹
約20年ぐらい?やってきて、それで解散してひとり立ちしてやっていこうと。
森田
そうですね、それを1月末に言われまして。もう僕は解散するんだろうと思っていて、いろいろ大和さんが挨拶回りもしに行く予定で。
大和
100人くらいの大人に。
森田
ギリギリでやめたっていう・・(笑)
大和
いやいや、そこまで大変だったんです。ちょっと僕の話も・・お笑い界ってイカれているんですよ。
もう20年売れてなくて、そんな金をもらえないこの世界って昔の売れてないとレベルが違うんですよね。
「辞める」って言わない方がおかしい状態だ!って僕は今でも思ってるんですけど。
大竹
こんな食えないのに!っていうふうに。
光浦
なんでだろう?って・・
大竹
だけど、ひとりになったら落語家になるんだろう?この世界が食えないでやっててもしょうがないって言っているのに、ひとりになったら落語家になるって?
大和
なんか噂でですね・・落語家さんは師匠の着物を畳んだら3万円もらえるっていう噂を・・
光浦
出た出た出たーー!!(笑)
大和
すいません。本当「落語ナメてる」って怒られたりもしたんですよ。
光浦
まあね。
大竹
3万円はもらえないけど、なんか1日付いていったらけっこういい金になるって。
光浦
末高斗夢(現・三遊亭とむ)が言ってたんだもん。
大和
そうです、末高斗夢に聞いたんです(笑)
大竹
あいつ食うのに全然困らないって言ってたよ。仕事なくても。
大和
なんか1年目に貯金ができたって言うから・・それを5年前くらいに聞いて、なんかフラッシュバックのように時折思い出していたんですよ。「落語家さんだったらな・・」って、落語のことも知らないのに。で、1年半くらい前に1度解散しようって言って。
大竹
やればいいじゃん!落語家。だって食えるらしいよ。
森田
推進派がいたよ(笑)
大竹
誰のところに弟子入りしようとしているの?
大和
全然本当知らなくて「笑点」の人たちの方がお金持ってる可能性があるんじゃないかなって・・
光浦
もう本当、ゲスいなあ!!ゲスいなあ、発想が!
大和
ゲスいというか、分からないので本当に落語家さんの1ページ目だけで判断しているような・・それなのに20年を捨てて全然知らない世界に本気で行こうとして。
大竹
末高斗夢は最初、出囃子の太鼓が叩けなくてどうしようか?ってずーっと言ってたよ。いろんな太鼓があるんだろ?あいつにここでやらせたら、上手くできなかったんだもん、だって。
大和
やっぱり難しいことはいっぱいあるなと思っていました。
光浦
でも末高斗夢よりは能力はあると思う。
大竹
俺もそう思う!
光浦
だから末高斗夢にできないことは、だいたいできるよ!
大竹
俺もそう思う!
大和
でもここは解散するって言っちゃいけないコンビだったんです。実は去年の8月に20周年ライブっていうのをやらせていただいて・・
それで企画の中で売れている先輩に「20周年なんでご祝儀下さい」って回るクソみたいな企画をやって、148万円もいただいていたんですよね。
森田
いろんな先輩方に。
大竹
お前、本当の詐欺師じゃねえか!
森田
でもそのお金を、その夜にオールナイトでトークライブをやってドンペリでシャンパンタワー作ってお客さんに振る舞って。
大和
飲み食い代も全部無料にして。で、お金が計算できないくらいゴチャゴチャにしといて実はもらえたっていう・・「ちゃんとおごったりはしてんだな」っていう見せかけはやったんです、一応。
大竹
見せかけと言うことは、当然差額はあるよな?
大和
利益は出ました。
大竹
全部使ったわけじゃないよな?
光浦
後半はドンペリにビンだけもらってきて、甘いやつと入れ替え(笑)
大和
確かに、味が分かるようなファンはあまりいないので(笑)
光浦
バカにすんな!バカにすんじゃないよ!(笑)
大和
失礼しました。だからそれで「言えないな」と思っていたんで、年明けに言おうってまず思ってたんですよね。
相方もボリビア行っているし。出発までの2ヶ月間と行っている間の3ヶ月間の5ヶ月間もひとりになるんですよ。その前まで解散しようって言っていた男が「何のために続けてるんだろう・・」って思うじゃないですか?
それで20周年ライブに向かって頑張ろうと思って、それでお金ももらっちゃったからまた辞めづらくなっちゃたなと思って。年明けだったらまあ最低限・・
大竹
みんな収まって。
大和
収まるかな?と思って年明けに言おうと思って、相方に何て言おう?って思って公園でいつもネタ合わせしているんですけど。待ってたときに1時間くらい先に入って相方に伝え方を考えたんですよね。
何て解散って切りだそう?と思ってたら、そうしたら相方が遠くから新聞を振りながら「SMAP解散だってよ!」ってなんか笑顔で走ってきたので。タイミングがそのタイミングだった。
光浦
ゴシップ好きねえ。
大和
そのニュースが出た日だったんですよ。「こりゃ言えねえな」って。こんなニュースで笑顔の相方に。別にSMAPさんを嫌いなわけじゃないけど、ニュースに興奮する男なので・・
森田
僕のその笑顔を見たときに「このタイミングでヘコませるわけにはいかないな」と思って・・
大和
それで止めたんですよ。そしたら華丸・大吉さんが25周年ライブをやるということで福岡に僕ら売れてないのに呼んでくれたんですよ。
森田
他は中川家さんとかチュートリアルさんとか。
大和
タカアンドトシとかすごいメンバーの中に「スパローズ」ってなってて。それが終わるまで言うの失礼だなと思って、華丸・大吉さんに。
光浦
そうだよね。
大和
またちょっと伸びたんですよね。
大竹
でも選ぶ方から言うと、これだけ良いメンバーがいて、もう1組欲しいな・・ってお金かからないやつって誰かな?っていうような選び方もあるからね。
大和
まあ言わなければ気づかないと思うので。
光浦
でも同じ九州ってことで・・
森田
お世話になっていたので。
大和
そのあとに「言おうかな?」と思っていたら、今度は相方がゴールデン番組でプロポーズするっていう企画をやるとか言われて。
光浦
あらららら、それ何の番組?
森田
「プロボーズ大作戦」っていう番組で舞台上から漫才の途中にプロポーズして、それで奥さんと結婚することになったんですけど。
大竹
それ末高斗夢がやったようなやつと違ったっけ?
森田
まあ似たような。で、その話が出たのでまた解散を言いづらくなって。
大和
告白の前に言ったら、告白のテンションも下がっちゃうんじゃないかなと思って。
光浦
うわっ、そうだね。
大和
後に言ったら、なんか失礼な男になる・・
大竹
前に言うのも後に言うのも失礼だね。
光浦
言えないね。
大和
それで告白を見ていたら、告白の言葉が「一番近くでスパローズの売れるところを見てください」って。
光浦
あいたたたたたっ。
大和
はじめて相方が涙流しているのを見ながら、でも逆に僕はその涙を見てハッキリさせた方がいいなと思って。
光浦
あっ、そっちに行った!?
大和
結婚が2日後に「解散しよう」って言ったんですよね。
大竹
さっきの言葉なんだっけ?
森田
「スパローズの売れるところを一番近くで見てください」つって、その2日後に解散ってきたからそれを見せたら奥さんが「結婚詐欺じゃねえかよ!」つって。
大竹
解散詐欺の結婚詐欺じゃねえか!
光浦
詐欺だらけだ!!わああ、ごちゃごちゃしてきた(笑)
森田
詐欺がもう1個乗っかっちゃって。
大和
でももう止めれなくて、ここ半年くらい「辞めたい」っていう気持ちがその方向でしか考えられなくなっちゃって。
光浦
脳みそがクローズアップしちゃうよね。
大和
それで決定して、事務所のお偉いさんに2人で言いに行って2月の頭に。それで3月に発表だったんですよね。
大竹
さっきから話を聞いていると水を得た魚みたいなしゃべり方してるだろ?ネタだろ!?
大和
いや、違います!違います!相当謝ったんですから!ネタじゃないです。もう本当に悩んで。
光浦
それで「辞めます」つって、何で辞めるのを止めたふうに振り切れる?
大和
そっから1ヶ月くらいいろんな方に「辞めます、お世話になりました」って言ってて言いづらい人だけ残してたんですね。
華丸・大吉さんだとか、めっちゃおごってもらっているキャイ~ンさんだとか。竹山さんだとか、先輩は「止められるんじゃないか?」っていう可能性があったから。
光浦
確かに情の厚い人たちだでね、その3組は。
大和
悲しい顔も見たくないし、ちょっと薄めの関係の人から行って。
大竹
薄めの関係で止めそうもないのは誰なんだ?
大和
えーと、言いづらいですね。なんか・・ネット番組のギャラが安いお金しか払わないスタッフだとか・・・・(笑)
光浦
止めなさいっ!!それが生命線だったのに!!
大竹
芸人で言ったら誰だよ?
光浦
そりゃ大竹さんでしょ(笑)
大竹
俺は知らねえよ、お前らなんて(笑)
大和
なんかそうやって笑ってくれる人も「もうちょっとやめろよ!」って言う人もいるんですけど。言いづらい人は残してたんですね。
3月3日のライブで発表することになって、そこに新聞社さんとか来てくれたり雑誌とかも来てくれたりとかの報告が進んでて。そこのギリギリ前の3月1日ぐらいから連続で関根さん小堺さんとかに挨拶に行くっていう・・
大竹
浅井企画だからかあ、同じ事務所のね。キャイ~ンもみんな先輩だからね。
大和
まとめて一気に売れている人、1日に何人かずつ会っていったときに大吉さんがその発表の前に「話をさせてもらえるか」って電話が掛かってきまして。
「来たよ・・」と思って2人で飲みに行きまして、けっこう説得・・「華丸・大吉さんのように僕らには芸がない」と。
「お前らは売れていないのに続けていることが芸だし、これから増してくるから続けて行くべきだ」みたいな説得を。
光浦
ああ、なるほどね。
大和
でももう僕はそのとき完璧にゼロだったんですよね。
森田
解散しようって100パーセント思っていたってことだよね。
大和
でも説得が終わらないし「大吉さん最近番組とか遅刻されているんで帰ったほうがいいんじゃないですか?」って言ったら怒られて。「お前らの解散のほうが大切だ」とか言って。
「お前が撤回するまで帰らない」とか言ってくれて。それで50パーセントくらいまで持っていかれたんですよね。
光浦
うわあ、熱い人だなあ。いい人だ。
大和
だけど、ちょっと1日大吉さんの話をすべて受け止めて。
光浦
うんうん、1回冷静にね。
大和
それで次の日にまた「ここまで来て撤回できないな」と思って大吉さんに「やっぱり解散することにします」って言って。次の日、小堺さんに挨拶に行かないといけなくてフジテレビの「ごきげんよう」の楽屋に。
そこに事務所の専務とか、ここ言っちゃったら確実に決定です。そしたら竹山さんから旅に行かねえか?っていうのが来て。小堺さんとか挨拶行ったあとの2時から旅に行く約束をしたんですね。
そしたら深夜にウド(鈴木)さんが連絡をくれて「大和、明日何時が空いてる?」って言って。旅と小堺さんがあるから、朝の9時しか空いてなかったんですよね。
「朝9時しか空いてないです」って言ったら、ウドさんが「おっ、おうっ!」って驚いたんですよね。「だから別日にしましょうか?」って。「いや、明日会ってくれ」って言って僕の家まで朝9時に来るってウドさんが言うんですよ。
光浦
うわーっ、優しいなー。
大和
「いや、僕が行かせてください」って言って、「じゃあ歌舞伎座の前に集合して9時30分集合で」って。僕20分に着いたんですけど、ウドさんが5分前ぐらいにすごい遠くから走ってきたんすよ!
「うわっ、この人の説得に耐えれるかな?」って不安になったんですよね。
大竹
それはもう「解散するな」っていう説得だって分かってたのね。
大和
キャイ~ンさんと会う日はその先に決まっていたのに、その前に来たので。それで「ここいつも行く神社なんだ」とか言ってけっこう長めにお祈りしているんですよ、ウドさんが。
「これ僕らのことをお祈りしてないよな?」とか思いながら不安な気持ちはあったんですけど。それで近所のルノアール(喫茶店)に行って、なかなか僕の解散のことを切り出さないから・・
僕から「すいません、ちょっと実は解散することになりまして・・」って言ったら、ホント悲しい眼をして僕の理由を全部聞いてくれたんですよ。
その中でウドさんが「俺の目に狂いはない!」って突然言い出して。「お前らは辞めるべきでない!」とか言って
「お笑いってな、ネタ作るのも大事だと思うけど笑える環境を作っていくことも大事なんじゃないか?」みたいな。すごい神様に途中から見えてきて、光がウドさんに差し込んでいたんですよ。
光浦
うん、分かる。
大和
そしたら急になんか頭が熱くなって会話が聞こえなくなってきて「あれ?こっから戻るっていう・・?」
大竹
まあ、それは金がなくなって死んじゃいたいと思ったときと同じ状態・・借金で首が回らなくて、テーブルの上でケータイがプルプルプルプル動いて落っこちたときに「ああ、死んじゃいたい」って思ったんだろ?
(参考)
漫才師・スパローズが語る「貧乏のレベルが違うので、あいつだけ目が違うって言われた」
漫才師・スパローズが語る「お金借りる瞬間が一番人間が成長する」
大和
あっ、似た感覚ですね。(笑)そのときはお金のことしか考えられなかったけど、今度はコンビのことしか考えられなくなって。
光浦
頭パンパンになっちゃって。
大和
相方はもうフジテレビに向かう電車に乗ってるんですよ。
森田
専務と小堺さんのところに。
大和
それで、ウドさんがずっといたときに「あれ?撤回したら誰に謝ればいいのかな?」とか考え出して。ウドさんがずっと話し続けているけれども何も聞いてなくて。
「ウドさんちょっと待ってください!」って言ったんですよ。でもうその先の言葉が全然出なくて。「撤回していいですか?」って言っちゃったら、また全てが元に戻るわけだからけっこうずーっと沈黙の時間が流れて・・
「あの・・相方がいいんだったら撤回とかできますかね?」って言っちゃったんですよ、それで。
そしたらウドさんがなんか「ありがとう!!」とか言って、「お前な、何より自分に感謝しな」みたいなことを「この判断を下した自分に感謝しろ」みたいなことを。
森田
めっちゃいい人や。
光浦
神様だー!私も20代のときにはじめて会ったとき「この人、生き神様だ!」と思ったの思い出してきちゃった!!
大竹
うん、いい話だなあ。
大和
そっからフジテレビに向かう途中にウドさんがいつもタクシー代くれるから、失礼な話なんですけど「今日はたぶんタクシー代くれるでしょうけどいらないですから!」って言って。
「じゃあ分かった分かった!送らせてくれ!」って言ってタクシーを止めてくれて。まず、相方にタクシー代っていう謎の1万円をくれたんですよね。
森田
「渡しといてくれ」っていう。
光浦
でたーっ・・。
大和
相方がもらったら俺もらわないと損な気持ちだったから受け取っちゃったんですよね。で、タクシー止めてタクシーの運転手さんにも1万円くれたんですよ。
光浦
なぜ!?
大和
「送ってあげてくれ、確実に!」と。
大竹
夜に女を送るときなんか、そうだよね。
光浦
ちょっと、黙って!!いま、いい話だからさ!ちょいちょい水差さないで!!
大竹
だって、そうだもん・・。そういうときにタクシーの運転手に・・
光浦
私はいまこの話で感動して泣きたいんだっ!!
大和
大竹さん売れてるだけで心はクソですね(笑)
森田
いや、失礼だ。
大和
あっ、すいません。
大竹
おまえ・・?
光浦
もういいから!まだオチまで聞かせてよ!撤回まで。
森田
そこで電話が掛かってきて、僕が向かっている途中。
大和
「すいません、まず電話させてもらっていいですか?」って言って「撤回してコンビでやりたいんですけど」って言ったら「いや、俺最初からコンビでやるってつってるよ!!」ってブチキレられて。
森田
僕からしたらもう解散する気はなかったので。
光浦
それも青春。
大和
「とにかく小堺さんところに向かおう」って言って。
森田
時間を取ってもらっているから、小堺さんのところに挨拶には行かなきゃいけないんで。それで「ごきげんよう」の楽屋に挨拶に行って説明してね。
大和
「実は今日は解散の報告で伺ったんですが、20分前にウドさんに説得されまして続けることになりました」って言ったら、小堺さん何にも知らないから「じゃあなんで来たの?」って(笑)
光浦
解散のフリも知らなかったんだ(笑)
大和
それで隣にいたディレクターが「面白えな」って。
大竹
俺のところに来たら「意志の弱いやつだな」って思うけどな。
大和
本当に悩んだんですよ。そっから100人くらい謝りの電話をして「すいませんでした。すいませんでした」って言ったら充電が切れてしまって。竹山さんの「旅行くぞ」っていうのを忘れてて。
電話もないから、とにかく竹山さんの家まで行ったんですよね。ドアがガチャって開いた瞬間土下座して「すいません、撤回することになりました」って旅に向かう竹山さんに対して。
そしたらハンドル握りながら竹山さんが「じゃあ帰れよ!お前よ。俺な、中島の墓に連れて行く予定だったんだぞ!」とか行って掴みかかって来て。それで「どうすんだよ、今から旅館取ってるしさ」とか言って。
「ただの旅行になるんですが、行きたいです」って言っちゃったんですよ。それで熱海の旅行に連れて行ってもらって。
光浦
いい先輩方だよ、良かったね。いい先輩に恵まれて。
大竹
で、お前いま借金いくらあるんだ?
大和
人に借りているのと・・。
光浦
業者さんと?
大和
業者さんはもうちょっと借りれない・・破産してしまいまして・・。
光浦
よかったよかった。
大和
よくなかったんですけど、僕が。破産する行為に対しては。
光浦
まあ、そうね・・。
大和
今はなんとか・・でも貸してもらえるんだったら、貸して・・
大竹
誰が貸すんだよ!!!
大和
すいません(笑)
光浦
すごいねえ、キャラクターというか根は変わらないんだね。いや素晴らしい、いいと思います。
森田
この文化放送のスタッフさんにも全部報告していたんで、今日入れていただいた・・。
大竹
だったら出るんじゃねえよ!!
光浦
本当ですよ。
大竹
解散しないんだったら、出るんじゃねえぞ。竹山と同じ心境だ、こっちとしては。
光浦
やべっ私、涙ぐんでたけど・・あっ、これ天才的詐欺だ!!いま感動して泣いてて、ちょっと涙出ちゃってさ。
森田
芸人仲間には「大阪の閉店セール」って呼ばれています。
大竹
俺は今からなんとか解散するように説得するよ。
大和
やめてください(笑)
光浦
詐欺師ってそうだよね!そうだよ!
大竹
20年もやってて売れねえやつが、そう簡単に売れるわけねえだろ!
大和
本当、何より僕は相方に迷惑を掛けちゃっていろいろ。ピンネタを考えさせたりとか。
光浦
私もう話が入ってこないからね!うわーやべえやべえ、泣いちゃった。やばい!本当の詐欺だ。
大和
詐欺じゃないです、もう本当に相方に申しわけないんで。相方のために、相方だけでもいいんで番組のレギュラーとかにできたらいいなと(笑)
森田
「ゴールデンラジオ!」のスタッフさんはしっかりしてて、「解散なくなりました」って言ったら「じゃあその話してください、そのかわり今後出禁です」って言われて(笑)ラストチャンスとしていただいている。
大和
そういうところもネタにしてくれる懐の深いスタッフさんなので。
光浦
みんな騙されちゃダメだぞ!!騙されちゃダメだぞ、1回ホメるからなこいつら!
大竹
お前、女とか整理したかったんじゃねえのか?「これまで付き合ってきたけど解散することになったから全部なしにしよう」とか?
大和
10年付き合った彼女ともモメてまして・・彼女に言われたんですよ。「私たちも解散しよっか?」って言われて。
光浦
しろ!しろ!
大竹
しろよ。
大和
今度また話し合いがありますので。
光浦
だって彼女は正直、付き合う利点は何よ?
大和
えーと、ワクワクするんじゃないですかね?
森田
非日常的ないろんなことがあって(笑)
大和
すいません・・。
大竹
落語家にはならないだろ?落語業界は全部敵でいいんだな?
大和
とんでもないです。落語家さんってすごいなって、僕観たことないけど観に行ったり。
光浦
観たことないのかよ!(笑)アホか!
大和
僕つながりがなかったので、この番組の元プロデューサーさん、坪内さんが落語家に詳しいって聞いたので会ってもらって紹介してもらおうって言って会議があったんですよ。
「どこの師匠につくか?」とか考えてくれるっていって。「『赤めだか』って知ってる?」って言ったときに僕「知らない」って言っちゃったんですよね。
光浦
「赤めだか」知らないじゃちょっと怖いですね。
大竹
何にも知らないじゃねえかよ!お前、落語界ナメてる。
大和
ナメてないです!ナメてないです!
光浦
「着物畳んで3万円もらえるんでしょ?」って言った時点でもう落語界、敵ですよ。絶対入れないって(笑)
大竹
落語界と文化放送、これは敵にしたよな完璧に。
森田
家でそばすする練習やってたって。
光浦
形から入るんじゃない!もう本当に!
大竹
俺はお前の敵になってる。
大和
いやいやいや、お願いします!
光浦
ちょっとちなみに、そばだけ見せてもらえる?自主トレしたそば。
大和
ススッ・・ちょっとまだ師匠についてないので(笑)我流なのでアレですけど・・。
森田
最終的にそれを自慢げに言ってくるんですよ。「俺の本気度を見せてやる」つって「扇子買ったんだぞ!」つって(笑)
大竹
お前バカだな、ただの(笑)
大和
真剣に一生懸命生きているだけなんですよ。
光浦
考えすぎると、1回バカになっちゃうんだね。面白い。
大和
マジメなんですかね?
森田
一番キツかったセリフが「落語家さんになったら、もしかしたら人間国宝になれるかもしれない」って言い出したんですよ。
大竹
どこまでだよ!
大和
熱くなった夜はありましたよね。
光浦
よかったね、ウドさんが言ったことが叶ったね。もう笑える状況ができたね。だってもう「詐欺です」って出れるもん(笑)
大竹
じゃあもうこれから2人でやっていくの?
大和・森田
よろしくお願いします。
大竹
奥さんは心配してないの?
森田
奥さんはうちの相方のことを大っ嫌いになった(笑)
大竹
そうだよね?大っ嫌いだよね?奥さんレースクイーンやったりね?
森田
もともと「恋のから騒ぎ」に出てて。
大竹
格闘技のラウンドガールやってる・・ここに写真があるけど。
光浦
けっこうね、セクシー系の衣装着てね。
森田
そうですね、だからありがたいことにニュースに出してもらったんですけど。ちょうど加藤紗里さんのピンポイントのときだったので、そこに乗っかって「森田もGカップ美女と」っていう出され方して、ありがたいです(笑)
光浦
あー面白い。今度やってよ、詐欺ライブ!騙して客がお金を取ったあと・・
大和
毎回でもそんな感じなのをやってるんですけど。
光浦
っていうか、泣かすライブをやって。今まんまと泣きそうになっちゃった。くやしい!!ウドさんから竹山さんのくだりで泣いちゃったよ。悔しいわ。もう帰って下さい。
大竹
なんて無駄な時間なんだ!
(了)
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